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雨跳ね返り防止板改善（ねじ穴座繰り加工）
車庫の屋根が高い為、強風を伴う雨の際に跳ね上がりの水が車を汚します。その防止板を置いていますが、二本の脚がすぐに外れてしまうのでちょっとした改善をしました。
小屋にバイクを上げ下げする際に使っていたミチ板に、切断したキッチンチェアーの脚を二本取り付けてあります。
ネジ込む長さが足りない為、脚がすぐにポロッと外れます。ネジを替えれば済む事ですが、余計な買い物はしない。
ネジの頭にレンチを当て、外縁を罫書きます。ネジの頭の高さ分（４㎜）を削ってからネジを締め込める様にです。
右の彫刻刀で罫書き線を切り、左の彫刻刀で彫り込みます。この彫刻刀は、子供が工作の授業で使っていた物です。
ネジの頭が当たる部分だけ深めに彫ります。この木は柔らかいのでラフに削っても締め込めばそれなりに潰れます。
ネジを締め込むと板の上面とほぼ面一になるまで頭が沈みました。頭が青いのは車のタッチアップペイントの余興。
改善前より４㎜、ネジ山１つほどが突き出た訳ですが、これでどのくらいしっかりねじ込む事が出来るでしょうか。
脚をねじ込んでみました。かなりの力が必要です。ネジ山が崩れそうな気配もなく、必要な強度は得られた様です。
座繰り部分の吸湿防止に塗装をしました。ネジの頭もついでに赤くしちゃいました。ホイール中心の赤と合います。
木を切ったり削ったりすると、東北の山形に暮らしていた祖先のＤＮＡが目覚めます。再び蚊が出始める春先までに、庭用の小さなテーブルでも作ろうかなと考えています。