【昨日の行動】

原付に乗ってモーニングセットを頂きに出掛けようとしたのですが、エンジンがアイドリン
グしません。スロットルを吹かしていないと止まってしまいます。騒音が近所迷惑になりま
すから、国道までペダルで移動してから始動を試みました。全く掛からなくなりました。自
賠責３年も入ったのに、もし不動になったらどうしようかと暗澹たる気持ちになりました。

【エンジン不動の原因を探る→的中🎯】

キャブレターにガソリンが来ているのかまず調べました。タンク下の燃料コックのホースを
抜いてコックをONにすると出ます。ホースを繋ぎ直し、次にキャブレター下のドレンボルト
を外してからコックをONにします。正常ならドレンからガソリンが流れ出る筈ですが、一
滴も出て来ません！不動の原因はこれです。ガソリン通路が詰まっているに違いないです！

キャブレターを外してフロートチャンバーを開け、プラスねじを緩めてフロートをピンと共
に外します。この奥にある真鍮のフロートバルブの穴に針金を差し込んでみた所、奥まで入
りません。やはり異物が詰まっていました。針金を押し込んだりパーツクリーナーを吹き込
んだりして通路を洗浄し、異物がなくなったのを確認後にキャブレターを組み直しました。

さあどうでしょうか。ドレンを緩めて燃料コックをONにします。ガソリンがチョロチョロ
と流れ出て来ました。これなら大丈夫です。ドレンを閉めていつもの手順で始動を試みると
あっさり掛かりました。安定するまでにやや時間が掛かるのは前と変わりませんが、正常に
アイドリングします。では早速出掛けましょう。朝食は済ませてしまったけど、道の駅へ！

【道の駅でコーヒータイム → 郊外周遊】

道の駅に着くと、駐車場はほぼ満車でした。相も変わらず、暇を持て余した高齢者（私もそ
の若手の一人ですが…）でごった返しています。イタリアンレストランが経営するベーカリ
ーでパンを一つ買い、コーヒーは外にあるGeorgiaの自販機で買います。テラスのテーブル
で頂くのが私のちょっとしたお楽しみになっています。家の庭にもこんな所があればなあ…

購入したパンは税込205円。決して安くはありませんがガブリと一口食べてみたらビック
リ！中にレーズンがたっぷり詰まっていました。商品名の「あふレーズン」の「あふ」って
何だろう？とすぐに意味が分からなかったのですが、溢れるの「あふ」ですね。パンの中は
しっとり柔らかくてケーキみたいに甘いです。このパンはコスパ良いかも知れません。😋

さあ、お腹も満たされたことだし、少し郊外を周遊しましょう。週末はツーリングライダー
のバイクが並ぶ駐輪場も平日はガラガラです。ここでまたもやお爺さんに話し掛けられまし
た。こういうお爺さんは大抵自分の話を一方的にしてこちらの話には耳を傾けてはくれませ
んが、私は出来るだけ会話が成立する様に説明したり質問したりします。楽しい一時です。

先日亀さんの歩いていた川沿いに上流を目指してみました。その川は細いわりに支流が多
く、支流にも別の名前が付けられている事が分かりました。かなり幅の細くなった上流でも
しっかり護岸工事がされています。ここは「大縄手橋」と云う名が付いていました。大縄手
と云うとよく城跡などに多い地名です。この辺りに豪族の領主が住んでいたのでしょうか。

更に上流を目指すと木の葉に覆われた半ば廃道に近い様相を呈してきました。市街地からそ
う遠くない郊外にこんな野趣溢れる場所があるとは意外です。こんな所までアスファルト舗
装がされ、ガードレールも設けられています。以前東北出身の人が言っていました。東北で
は舗装されていない農道が普通なので、この辺の農道は全舗装されていて驚いたそうです。

彼岸花の季節になりました。最近は白いのもよく見掛けます。ここでは赤と白が混在して開
花していました。彼岸花の球根にはアルカロイドと云う毒が含まれているのがよく知られて
います。有毒植物なので、子供の頃に摘んで家に帰ると母に嫌がられました。でも掘り返し
た球根を庭の花壇に植えて、毎年綺麗に華を咲かせていました。懐かしい実家の記憶です。

雨がぽつぽつしてきたので、急いで帰宅しました。調子を取り戻してくれて良かったです。

燃料通路の詰まり：最近の不調原因はこれですね。ガソリンが必要量流れなかったのです。
清掃後は復調：自分で原因を見つけて対処した後に好調になるととても気持ちが良いです。
暖機運転は長めに：冷えた状態からの始動後は特に長めの暖機運転が必要。エンストする。
幹線道路を避ける：時速が50キロまでしか出ませんから、頻繁に追い抜かされて危険です。

【目覚めの言葉】

己で何とかする。他を頼らない。