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【MGミジェット1500】助手席前方スペースの断熱


先に施した運転席側の断熱処置が効果的だったので、助手席側にも同じ方法でやってみま
す。この車は乗員の伸ばした足のすぐ先にエンジンがある為、特に真夏はかなりの熱が伝わ
って来て車内温度上昇の主因となっています。冬でもヒーターが要らないくらいに熱いので
す。助手を乗せるのは月に一度あるかないかですが、少しでも快適に感じられるように!


内壁の寸法を測り、キャンプ用の保温シートを切ってホチキスで繋いでいきます。もちろん
エンジン側にアルミ蒸着面を向けて熱を反射する様にします。つまり保温シートを裏返しに
すれば断熱シートになる訳です。手前部分はヒーターの暖気出口のフタを締めて挟み込む様
にしておきました。寸法取り・材料カット・ホチキス留めでここまで作るのに約1時間。


はめ込んでから要所を画鋲などで留めておきます。あまり手の込んだ方法で留めてしまうと
外すのが面倒になりますから、こうした後付け品はなるべく簡易なやり方で取り付けるべき
と考えています。市販品の開発ならもっと時間を掛けて正確な寸法取りを行い、もっと質感
の良い材料を使うところですが、自分で使うだけの目的ですからイージーで良いのです。


上面はグローブボックスなのでこんなにしっかり覆う必要はありませんでした。ただこうし
て上面を繋げて一カ所を画鋲で留めれば断熱シートがボックス状となり、垂れ下がりや変形
を防げます。左の黒い部分はヒーターの暖気出口です。通常は断熱シートの一部をフタで挟
み込みます。冬でもヒーターはあまり使いませんから年間通してこのままで良いでしょう。


普段独りで乗る時はこの様に段ボールでふさいでおきますから二重に断熱が出来ます。運転
席側と合わせて、これならかなり車内温度の上昇を抑えられそうです。段ボールには「この
部屋の中はとても暑いです。」と四ヶ国語で注意書きをしておきました。英語、チェコ語、
ロシア語、中国語です。別に大した意味はありません、ちょっとしたジョークのつもりで!

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