【車検対策】排気管溶接補修部に自作バンドを締め付ける
1年前に12ヶ月点検をして貰った際、排気管の溶接補修部にクラックがあると言われました。
潜り込んでよく見ると白い筋がありますが、掴んで揺らしてもグラグラはしません。しかし
もし今月の車検整備で指摘されると面倒なことになります。そこでこの部分を少しでも補強
しようと思います。溶接機は持っていないので、手持ちの材料と工夫で応急処置を施します。
材料はオイル缶を切り開いた薄いスチール板です。切った端は折り曲げて扱い易くし、また
亀裂が入り難い様にします。排気管の太さは約40ミリです。家にあるヤマハのエンジンの排
気管が同じ太さでしたので、そこを使ってこの材料を丸め、更にネジで締める部分を折り曲
げます。上手くやらないとユルユルだったり締められなくなりますから、意外と難しいです。
いかにもオイル缶では整備員に見られた時に笑われますから耐熱ブラックで塗装しました。
耐熱塗料は熱を加えた後に冷やされる事によってしか硬化しません。ですからすぐに取り付
けたい時はガスレンジで焼いて水道水で冷やすを繰り返して硬化させます。ただ、換気扇が
壊れている為、家に悪臭が充満するのが難点です。製品のクオリティは良くなるのですが!
四苦八苦して取り付け完了しました。フロアジャッキとリジッドラックがあればすぐに締め
られるのですが、頭がやっと入る車高の下に片手だけ伸ばしてやるので雌ネジ側がなかなか
入りませんでした。泣きたくなる気分でしたが、M5のネジを4本、ギューッと締められたの
でホッとしました。これで整備員にイチャモン付けられる事はないでしょう。まずは成功です。