8760resort

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昨日の行動(バイクで150kmツーリングなど)

【目覚めの言葉】

天気予報では頻りに「大気の状態が不安定で、所により大雨になる事があり

す」と言っていますが、目覚めた時の空は正にツーリング日和を思わせる青さ

でした。山間部で降られても良い様に、たまには合羽を積んで走る事にしまし

た。今回はGoogle Mapsを見て決めた「何とな~くの目的地」があるのです。



【昨日の行動】

高校生の頃に、NHKの番組で何だかやけに初々しいお姉さんがエレクトーンを

弾いていたのを覚えています。まだ大学を出たばかりみたいな感じでテレビ

れしていない様な照れ笑いをしていました。そのお姉さんの「幅」と云う苗

も珍しく、印象に残りました。今ではNHKラジオ体操のベテラン伴奏者です。



【ヨラッキー公国とシッタラ共和国を訪ねる】

今回のソロツーリングでは、「日本のリヒテンシュタイン」と言われる

ヨラッキー公国と、そこから峠を越えた先に近頃建国されたらしいシッ

タラ共和国を訪ねる事にしました。Google Mapsでシッタラ共和国のク

チコミを見るとやけに評判が悪いのですが、実態はどうなのでしょうか。


前の日の整備で吸気温上昇対策をしました。サイドカバーがシリンダー近まである

に、エンジンの熱がエアクリーナー後部にこもってパワー下を招きます。そこでエア

クリーナー後部の吸気口周辺を段ボールで覆て、熱気が下へ抜ける様にしてみたので

す。これは効果的でした。時速50キロを超える辺りになると特に効果を発揮した様です。


シッタラ共和国へは長いイニャーメトンネルを抜ければすぐですが、走り慣れた道で

らないので「日本のリヒテンシュタイン」ヨラッキー公国を経由して行きます。こち

らの峠道はまだ馬が主な運搬手段だった頃からの古い街道ですが、今では通行量がほと

んど無い為、路面は所々がコケに覆われて滑り易く、バイクでの走行は注意が必要です。


ヨラッキー公国を抜けた先に峠のトンネルが現れました。手元の資料によると、明治時

代に掘られたトンネルらしいです。トンネルが出来るまではこの上にある険しい山道を

馬で超えていたと言われています。昭和の中頃にイニャーメトンネルが完成すると、こ

の峠のトンネルも半ば役目を終えました。トンネルマニアの好みそうな趣があります。


トンネル南側入口の上に付いた扁額に「道隧木良與」と掘られています。

昔の書き方なので右から読むのです。当時の人が「ヨラッキー」の音に

「與良木」と漢字を当てたのでしょう。與は、与の旧字体です。歌人・

サノアキコさんのヨサノが「與謝野」と書くのを思い出しました。


余談になりますが、知人が以前いたアパートの近くに「與ェ門」ヨエモン

云う飲食店がありました。しかし知人はそれをコウエモンと読んでいました。

看板の「與」の字が、「興」に見えたのでしょうね。その店の近くを通る時

に看板を見ると、いつもそのコウエモンと読んだ知人を思い出すのです😆


古いトンネルにありがちな水浸しの路面だったので、バイクの汚れを防ぐ

為、押して歩いて進みました。通行車両はまず来ません。内壁は大きなブ

ロックかレンガで固められています。この峠を抜けるとつづら折れの下り

坂となります。ギヤをニュートラルにして惰性で下ったら面白かったです。


この見事なヘアピンカーブを撮影しようとしていた所、やや下向きに駐車

てあったバイクが前へ動き出し、スタンドが外れて左に倒れてしまいました。

同じ事を過去に二度やらかした事があります。幸いに損傷は軽微なのでし

たが、傾斜地に駐車する際はもし短時間でもよく注意しなければなりません。


お昼過ぎ、Google Mapsで悪評の目立つシッタラ共和国に着きました。無料

休憩スペースは案の定、満席です。隣接するファ美魔でパンとホット珈琲を

買い、橋の下の日陰で頂く事にしました。気温は30℃を超えていましたから

日陰で風通しの良い場所は必須です。渓流沿いは抜ける風も涼しいですから。


橋の裏面に、街では見られない昆虫の姿を見付けました。水の綺麗な渓

にしか住まないトビケラの仲間です。この子の幼虫は長野県南部では

ザムシと言われ、その佃煮は珍味として一部にはよく知られています。

私は好きですが、以前知人に土産で買って行ったら苦笑いされました🙎‍♂


シッタラ共和国に停車中の電車に昔の携帯電話が展示してありました。

ルト付きの革の箱に入った物です。携帯と言うにはかなり大きいですね。

私がバブル期にバーテンダーをしていた時、カウンターのお客がトラン

みたいにデカい携帯電話を使うのを初めて見た衝撃を思い出しました。


駐輪場にズラリと並んだバイクの数々。どれが一番カッコ良いかは言うまでも

ないですね😄  帰ろうとすると、近寄ってきたベテランライダーの男性に「写

真撮って良いですか?」と言われ、暫くの間、この珍奇なバイクの解説をさせ

て頂きました。遠出すると必ず一度は解説をする事になる、楽しいバイクです。



【今回のツーリングの記録】

走行距離:148キロ(距離計表示03687~03835)

所要時間:6時間(停車および駐車中の時間を含む)

費用:¥466(昼食のパンとコーヒー、帰りのペプシ)※燃料代は除く

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