【縄文時代のクッキー】庭に生えたジュズダマの実でクッキーを作っちゃおう♪
庭のジュズタマがたくさん実りました。試しに少し収穫し、食用にしてみたいと思います。
掌1杯分を採りました。黒いのはもちろん、白やベージュのも殻は硬くてツヤがあります。
この殻はとても硬いのでペンチで一粒ずつ割ります。縄文時代は石で割ったのでしょうね。
上手く割ると縦に割れ目が入り、殻が取り易くなります。中身が空っぽの外れもあります。
ピンセットの先で実をほじくり出します。薄皮に包まれた中にデンプン質の実があります。
マーラーの交響曲第8番を聴きながら、約1時間半で全ての殻を割って実を摘出しました。
ほとんど砕けてしまいますが、綺麗に取れるとこんな感じの実です。長径5ミリほどです。
掌1杯分の実の殻を剥くと、ちょうど10グラムになりました。これを粉にしてみましょう。
すり鉢で砕いて粉にします。皮も一緒なのでベージュの粉です。ナッツみたいな良い香り。
水と卵と砂糖を加えます。ウズラ卵を1個使用。模様が面白いです。一つも同じのがない。
オリーブ油を引いたフライパンで焼きます。焼くと弾力性が出て来ます。お好み焼みたい。
冷やしてから食べてみました。泡立て器で攪拌してから焼けばサックサクになったのかな?
ややアクの渋みがありますが、ほんの微かに洋菓子店のクッキーみたいな香りがしました。
天気の良い内に残りの実も収穫しちゃいましょう。まだ青く茂っているので茎は切らない。
熟した実を全て採ると小さなタッパーがちょうど1杯になりました。製粉が大変そうです。
まだ熟していない実もたくさんあります。来年はもっと株を増やして量産しちゃおうかな。