当時の米国市場向けカタログのコピーを見ていたら、定地燃費が載っていました。

ただ、距離はマイル（mile）、ガソリン量はガロン（gallon）で書いてありますので、

一見しただけではどのくらいの燃費なのかが実感出来ません。

MPＧはマイル／ガロンのことでしょう、おそらく。

１マイルは1.609キロメートル、１USガロンは3.79リットルに相当します。

米国市場向けカタログですから、ガロンはＵＳガロンの筈です。

34MPG on the highway（高速道路では１ガロン当たり34マイル）

22MPG in the city（市街地では１ガロン当たり22マイル）

これをキロメートルとリットルで計算しなおすと以下の様になります。

34×1.609 ÷ 3.79 ＝１４.４

22×1.609 ÷ 3.79 ＝９.３４

高速道路ではリッター当たり１４.４キロ

市街地ではリッター当たり９.３４キロ

私の車は、購入直後の最高燃費が一日遠出をした際の約15キロです。

その後オートチョークが正常に作動しなくなりましたが、高速主体の時で約12～13キロでした。

現在は街乗りと郊外を半々の時で約９キロです。市街地オンリーだと６～７に低下します。

カタログ上の燃費は定地走行テストによるものでしょう。

メーカーが新車を最善の状態に整備した上での数値です。

私の車は走行距離約７万キロ、生産時から既に42年を経過して各部が疲弊しています。

それらを考慮すれば、私の車の現在の燃費はあまりにも悪い訳ではない事が分かりました。

もしもキャブレター等を完調に戻すことが出来れば、ほぼカタログ燃費になるかも知れません。

当時のテレビコマーシャル

MG Midget 1978 TV commercial

ターゲットは若者ですね、スケボーをやるような。今では車オタクの中高年ばかりですが！(*´∇｀*)

もし今、この車に乗ってるジジイがスケボーで最後の技をキメたらカッコイイでしょうね。