犯罪の根本原因について
個人が犯罪を引き起こす根本的な原因は、ある特定の事に対しての過剰な執着、
即ち固執であり、拘りである。
ある特定の事とは具体的に言えば、他人であり、金銭であり、物である。
ヒト・カネ・モノへの病的で過剰な拘りが犯罪の元になるのである。
個人が生きていく上で他人との関わり・金銭の必要・物の所有や使用は避けて通れない。
しかし、ある特定に対して余りにも拘ったり執着してはいけない。
日常において多少でも何らかの拘りを持つ者は、誰でも犯罪を引き起こす資質がある。
その些細な拘りが一点に集中し、病的に拡大膨張した時、人は犯罪に手を染めるのである。
あの中学生だって、特定の子に対する拘りさえなければ、殺したりはしなかっただろうに。
