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ライディンググローブのプロテクターを外しちゃえ!


バイクを走らせる時、グローブがいかに手に馴染んでいるかは重要です。指の操作性を損な
っているとブレーキやクラッチの操作がし辛く、長時間乗っていると苦痛にすらなります。
このグローブは数年前にスポーツ走行用に購入した物ですが、プロテクターが指の動きを阻
害して手が痛くなるのでほとんど使っていませんでした。これを改善したいと思います。


まず試験的に親指部分のパッドを剥がしてみました。端っこを引っ張り上げながら、下の革
を傷付けない様に気を付けつつ、良く切れるカッターナイフで縫い目の糸を切っていきま
す。外してから手にはめて親指を曲げてみると柔らかさが全く違います。まだ剥がしていな
い左手側と比較すると、親指の曲がる角度が明らかに変わりました。これはやるしかない!


ライディング自体には不要なゴテゴテのプロテクター類をほとんど剥がしました。試しに重
量を計ると70グラムあります。ちょっとした軽量化にもなりました。近頃市販されているラ
イディングギアはプロテクター類が過剰に付いている物が多く感じます。商品性を高めるの
が目的でしょうか。私が学生の頃、レーシンググローブは柔らかくて薄手の革だったのに!


掌側の革と繋がっていた小指部分を除いた四本の指と、手の甲に付いていた硬質樹脂のプロ
テクターを外しました。これでブレーキとクラッチの操作はかなり楽になると思います。転
倒時の保護も大切ですが、それを重要視するあまりライディングが楽しめなくなったり苦痛
になったら本末転倒ではないでしょうか。明日雨が上がったら早速走行テストしてみます。

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