【油漏れしたリヤショックアブソーバーを分解】

ツーリング中に油漏れしたリヤショックアブソーバーを外し、代わりに、カバーをカットし
た物を付けておきます。こちらは既に分解整備済みで、初期荷重を加えたり油を交換した結
果、乗り心地は良くなっています。外した物がすぐに直るかは分からないので、こうしてお
けばいつでも乗ることは出来ます。せっかく付けたので暫くはこのままかも知れませんが！

外したリヤショック（右）をジャッキで分解します。この作業は昨年秋に経験済みで記事に
もしてありました。記事が残っていると参考になり、思い出し易くて良いです。リヤショッ
ク上部に長いボルトを２本付け、逆さまにしてメッキカバー下部を押さえて圧縮します。押
さえ棒は不要のカーテンレール。滑って外れない様に先を少し広げて爪状にしてあります。

圧縮すると半円状のコッターがフリーになるので、これを抜けばダンパーとスプリングはバ
ラバラになります。案の定、内部は漏れた油で濡れていました。これは推測になりますが荒
れた路面の峠道を走った際にリヤが強く沈み、へたっていたオイルシールが許容圧力に耐え
きれず油を吹いてしまったと思われます。シールの替え部品はありません。さてどうする。

ダンパーをバラします。四つ穴のあるキャップに自作スペシャルツールを掛けて緩め、ジャ
ッキで引っ張り上げるとシリンダーが抜けてきます。手で引っ張っても抜けません。内部に
Oリングがあり、これがネジ山部分に食い付くのです。ちなみに、一般量産車のリヤショッ
クアブソーバーは分解不能です。繋ぎ目がかしめてあるので油漏れしたらそれで終了です。

バラバラになったダンパーのシリンダーとピストン。使用距離が少ないため残っていた油は
綺麗でしたから再利用します。シールテープをグルグル巻きにして応急処置したOリングが
出て来ました。こんな物でも暫くは油漏れを起こさずに使えていた訳です。しかしこれはも
う抜き取り時に傷んでしまいましたから使えません。記憶を頼りに部品を探しまくります。

ピストンも分解して順番を忘れない様に並べます。Oリング（中央）は、ヤマハ650のフロン
トフォークOリングの中古品がぴったり同じサイズでした。何かに使えるだろうと保管して
あったのがこんな場面で役に立つとは意外です。紙ガスケットで自作のパッキン（暗緑色）
も加えましたが、組んでみるとロッド摺動面から無視できない量の油が漏れてきました。

再分解し、試しにシールとキャップの間にシールテープを巻き付けて組み、ストロークさせ
るとほとんど漏れてきません。そこでもう一度分解してシールテープを多めに巻き付けて組
み直し、締め付けたキャップとロッドの隙間に液体ガスケットを充填しておきました。巻き
付けたシールテープが飛び出してくるのを防ぐのが目的です。耐久性は期待出来ませんが！

ダンパーが伸びきった状態にしてぶら下げ、一日寝かしておきます。液体ガスケットの完全
硬化に24時間掛かるからです。シールテープのオイルシールがどの程度効果を発揮するでし
ょうか。作業場の玄関内で試行錯誤しながら分解と組み立てを繰り返し、気が付くと午前１
時を過ぎていました。一度夢中になると探究心が湧いてきて途中で止められなくなります。

【家計締日24日は月１外食】

毎月24日は家計の締日にしています。今月も締日までに予算を残しておいたので、夕食は月
に一度の外食にしました。以前勤務中に寄った、熱々の味噌煮込みうどんの鍋蓋を素手で開
ける主人のいるうどん店です。おにぎりセット（税込¥1400）にしました。そばが絡まって
いてすくい難かったのは困惑しましたが、冬瓜の煮物が柔らかくとても美味しかったです。

【昨日の行動】

うどん店の帰りに新しいスーパーに寄って買い物しました。予算が96円余っていたからで
す。駄菓子コーナーを物色するとブラックサンダー（略してブラサン）が一つ税込31円で
す。三つ買い、胸ポケットに入れて帰りました。原付のライトが上向きで固定されており、
更にバッテリー上がりで暗いため、路面が全く照らされません。しかし気分は愉快です。

【目覚めの言葉】

予備は出来るだけ買わない様にしています。過剰な予備は使われないままデッドストックと
なり、劣化して使用不能となったり保管場所を忘れて二重買いの元になります。ですから無
くなる直前に買うか、使用頻度の少ない物なら無くなってから買えば良いです。売る側から
すればどんどん予備を買わせて儲けたいでしょうね。そうはいくかよ、もう欺されないぜ。