【目覚めの言葉】

随分前に百均で買った湯飲み茶碗「オヤジの小言」に、風吹きに遠出すな、と書いてありま
した。どうして「る」が抜けているのかは分かりませんが、当時からバイクで遠出する事が
多かったのでこの一言だけがずっと記憶に残っています。台風の直撃は免れました。しか
し、この地方はただでさえ風の強い所です。鳥たちのようにねぐらにこもっていましょう。

【昨日の行動】

風が強くなると心配になるのは、車庫に自分で付設したスダレや簡易な車体カバーです。ス
ダレでも面積が大きくなると風の抵抗はバカになりませんし、車体カバーが風をはらむと破
けやすくなるのです。スダレは下半分を巻き上げておいたらかなりバタつきは防げました
が、カバーは一部が破損しました。夕方、風が弱くなってからすぐに補修しておきました。

【大きく成長したカマキリ】

台風の影響が弱まった夕方、芝生の様子を見ていると一匹のカマキリが現れました。体長は
10センチ弱と結構立派に成長しています。春先に庭のあちこちで生まれたばかりのチビカマ
キリの中から生き残ってここまで大きくなったのかも知れません。とは言え、まだ羽が生え
ていませんから得意の威嚇ポーズは出来ませんね。そって指を差し出すと乗ってきました。

昆虫に心はないと言われていますが、警戒するか警戒を解くかの区別と判断はしていると思
います。強面のカマキリでさえ親しみを持って優しく手を伸ばせばこうして乗っておとなし
くしていますし、トンボやチョウなどは自ら寄ってきて体の一部に留まってくれる事があり
ます。あの忌まわしいゴキブリは、駆除されるのを恐れて逃げてばかりじゃありませんか。